優勝国:西ドイツ
FIFA創立50周年であったため、
今大会は、FIFA本部のあるスイスで行われることとなった。
(敗戦国の日本・西ドイツも予選参加し、日本は敗退・西ドイツは出場)
今大会では、非常に変則的な大会方式で開催され、
4組で行われるグループリーグはでは、
16か国中8カ国にシード権が与えられ、
各組に、2チームのシード国・2チームのノンシード国で構成。
”シード国 vs ノンシード国” のみの対戦。
(同勝ち点の場合、プレーオフを実施)
シード国:ブラジル、ユーゴスラビア
ノンシード国:フランス、メキシコ
試合:ブラジルーフランス、ブラジルーメキシコ、
ユーゴスラビアーフランス、ユーゴスラビアーメキシコ
この結果、上位2チームが決勝トーナメント進出し、
さらに、決勝トーナメント1回戦(準々決勝)も変則的に行われ、
各組、1位同士、2位同士の対決となった。
1組:1位ブラジル、2位ユーゴスラビア
2組:1位ハンガリー、2位西ドイツ
試合:ブラジルーハンガリー、ユーゴスラビアー西ドイツ
この大会、西ドイツが奇策を謀り、
グループリーグハンガリー戦でわざと主力を温存して破れ、
決勝トーナメントを有利に戦える、2位で通過。
(プレーオフのトルコ戦では7-2の快勝)
これが功を奏し決勝に進出するが、準々決勝で優勝候補一角、
ブラジルを下した、
”マジックマジャール” ハンガリーが、下馬評では、圧倒的に有利。
しかし、まさかの西ドイツが、ワールドカップ歴史の中で、
最大の番狂わせと言われる程の勝利を飾って、優勝!
ブラジルは優勝候補の一角と言われながら、
またしても不甲斐ない結果に終わる…
※ なお、今大会ではお隣、韓国が初のワールドカップ出場を果たした。
また、ベストイレブンのフォーメーションは、2-3-5 と超変則。
(DFーMFーFW)
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9月 21
1954年、スイス大会
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