ワールドカップの歴史も知っておこう!

ワールドカップ歴史はどのようなものであったか?? ワールドカップを楽しむためには、過去の歴史も知っておこう!

   9月 22

1958年、スウェーデン大会








優勝国:ブラジル



本大会は、サッカー王国ブラジルが初の優勝を果たした大会であり、
”神様ペレ(当時17歳)” の登場した記念すべき大会である。
(ただ、得点王はフランスのフォンテーヌが13ゴールと圧倒的。
 ※ ペレ:6ゴール)



本大会から地区予選に参加したチームが大幅に増え、
51チームがエントリー。



アジア・アフリカ地域は棄権国が相次ぎ、
一度も対戦のないイスラエルが出場権を獲得。



しかし、一度も試合をせずに予選通過というのはFIFAでも問題視され、
欧州2位の中から抽選で、
ウェールズとの大陸間プレーオフが開催される。



これを制したウェールズが、本大会出場を決め、
”イングランド・スコットランド・北アイルランド・ウェールズ”
の、イギリス連邦を構成する4ヶ国すべてが、初めて本大会に出場した。
(結果的に出場権のある、アジア・アフリカ地域からの出場はなし)



大会方式は前回大会とは大幅に変更され、
グループリーグでは総当たり戦の実施、延長戦の廃止、
同じ勝点で並んだ場合、プレーオフが実施され、
得失点差はグループリーグ突破に影響しない。
(勝点、勝利:2点、引分:1点、敗戦:0点)



今大会は、ブラジルが圧倒的な強さで優勝を果たし、
決勝では、スウェーデンに5-2で勝利している。



※ ベストイレブンは、ペレやガリンシャを始めとし、
  ブラジルから6名選出。
  フォーメーションは、3-4-3 となっている。




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1962年、チリ大会








優勝国:ブラジル



1962年の第7回大会は、
1960年の大地震の後に行われたチリで開催。
(西ドイツ・アルゼンチン・チリの3カ国が誘致)



今大会は、前回大会と同様の試合形式が採られたが、
グループリーグで同じ勝点になった場合は、プレイーオフではなく、
得失点差で順位が決せられることとなった。



今大会は、特にラフプレーの多い試合が多く、
FIFAより審判団に通達はあったものの、
多くの試合で、負傷者・退場者を出した大会となった。
(骨折者を何名も出してしまうことに…)



前回大会で優勝したブラジルは、
ペレ中心のチームとして構成されたが、
1次リーグ第2試合のチェコスロバキア戦で、
太ももを負傷し離脱している。



このペレの負傷により、絶望的に思われたブラジルだが、
前回大会でも活躍した、ガリンシャが活躍し、
優勝への原動力となった。
(ガリンシャは得点王に輝く)



決勝の顔合わせは、奇しくもペレに傷を負わせたチェコスロバキアと、
1次リーグ2回戦と同じ顔合わせとなったが、
ブラジルが3-1で快勝し、2大会連覇を達成している。
(1次リーグでは、0-0の引き分け)



なお、今大会の得点王は4得点で6人が並ぶ形となった。



※ なお、今大会はアジア・アフリカに0.5枠ずつが与えられたが、
  両大陸からの出場はなかった…




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